僕が今まで読んで気に入っている競馬に関係する本を紹介します
本の名前、著者、出版社はわかる限りのことを書いていますのでどうかご勘弁を
生涯50戦目にして香港の地で念願のG1勝利をあげ、永遠の黄金を手にしたステイゴールド。
その彼の引退までを撮った数々の写真と、彼を支えた池江調教師や厩務員の山元さんを初めとした
人々のお話を1冊にまとめてあります。いくつになっても、どこへ行っても変わらないその表情と、
誰もが口を揃えるそのヤンチャぶりに思わず微笑んでしまいます。ステイファン必携の1冊です。
調教師となった的場氏の今までを綴った自伝的エッセイです。競馬との出会いから大久保房松
厩舎での修行、競馬観・騎手観について、ライスシャワーとのこと、グラスワンダーとエルコンドルパサー
の2頭を前にした究極の選択、そしてこれからについてをあの人にも馬にもやさしい雰囲気そのままの
言葉で語っています。大久保房松師から受けた影響の大きさとその深さには感心させられます。
人を育てることも馬を育てることも根にあるものは同じであることを知りました。今後の的場さんの
活躍をとっても楽しみにしています(^^)
僅か46ページの短編小説ですが、競馬とメールというファクターを使って見事に恋を描いてい
ます。源一郎さんらしい文章が心を切なくさせてくれます。このお話にあるようなこと、僕にも何回
か経験があります・・・え!?どんな経験かって?それはこの作品を読んでのお楽しみ!!という
のもこの作品、実は無料で手に入るんです。JRAが発行している競馬カタログの平成13年度版
に掲載されているんです!!お近くの競馬場のPRセンター等で無料でもらえるはずです。あ・・・
これ読んで僕にメールしたくない!!って人が出ないと良いんだけど(^^;
「Gallop Selection−平成を彩った名馬たち」という副題の通り、平成に入ってから活躍した
馬達にスポットライトを当て、毎週1頭ずつ、計100頭を特集したものです。その馬の誕生から引
退までの足跡、引退後の状況が詳しく書かれています。その中でも僕のお気に入りは、高橋直子
さんによる[ゆうべ不思議な夢をみた]という取り上げられた馬をモチーフにした掌編小説です。何
冊か手に入れた中で一番のお気に入りは、ヒシアマゾンの「アマゾン・ライト」です。ヒシアマゾンの
名前も姿も一切登場しませんが、「ヒシアマゾンの小説」として文句無い作品です。ホクトベガが現
れる「神様」、グラスワンダーファンの気持ちを代弁するような「カレイドスコープ」も気に入っています。
好きな馬だけを集めるも良し、全部集めるも良し、自分なりのコレクションを作ってみるのも楽しいと
思います。1冊600円という値段もお手頃は良いのではないでしょうか。
安西さんの馬との対話の中には、思わずニッコリしてしまうようなものや、胸がキュンとさせられ
てしまうようなもの、心が暖かくなるもの・・・いろいろございます。どれを読んでも、馬たちが愛しくて
愛しくて仕方がなくなってしまいます。キングヘイローのオンナノコの好みやシンコウエドワードのナ
ンパ方法からグルっ子(エアグルーヴ初仔)やシャルっ子(グロリーシャルマン初仔)のかわいい姿
まで、この本を開けばたくさんの瞳に出会えます。
僕の予想の師匠・・・と呼ぶにはあまりにも恐れ多い方、競馬の神様こと大川慶次郎氏。競馬を
文化として考え、日本の競馬をロイヤルスポーツの域まで高めることと、菊池寛の「日本競馬読本」
を越える競馬理論書を書くことを夢見つつ、志半ばで逝ってしまわれた大川先生。そんな先生の一
生が書かれているのが『回想録』、騎手論や新しい世紀の日本の競馬に対する提言が述べられて
いるのが『絶筆』です。どちらもおなじみの語り口で、思わず先生の姿を思い出してしまいます。
先生とナリタブライアンやグラスワンダーをいっしょに応援できて本当によかったです・・・
今や日本を飛び出し世界を舞台に鞭を振るう超人・武豊。その彼と厚い友情関係にある作家・島田
氏が描く、ノンフィクション武豊。以外と知られていない彼の素顔を、騎乗馬とのエピソードを織り交ぜな
がら描いた作品になっています。これを読んだら、ますます武豊の魅力に惹かれてしまいました。
競馬ノンフィクションで有名な木村幸治さんがライスシャワーやメジロマックイーン、ナリタブライ
アンなどの思い出を書いたものです。盲目の牝馬ミホアルダンのお話は感動します。
僕が中学3年の頃、たまに買っていた「優駿」の中でとても面白い文章がありました。「週末だけ
の恋人」という連載は勝手に馬がしゃべったりしてとっても面白い。その作者が高橋直子さんです。
早速図書館に出かけた僕は図書検索システムで「高橋直子」と入力し、4冊の本に出会いました。こ
の本はその中の1冊です。旦那様、高橋源一郎氏もちょこちょこ登場し、容赦なく馬券を外す姿が描
かれています。僕も芦毛大好きですが、直子さんにはかないません。芦毛教を作るとしたら絶対教
祖は直子さんでしょう。他に「競馬の国のアリス」「パドックのシンデレラ」「注文の多い競馬場」すべて
筑摩書房を読みました。どれもおもいしろいですよ。かなりおすすめです。
またまた漫画です。原さんもGallopで「電撃6ハロン」(単行本も出てます。僕は「暴走編」を持って
います)を連載されてますのでご存じの方は多いでしょう。ステージチャンプとネコのお話には思わず微
笑んでしまいます。そして、メルシーアトラのお話には涙が出ます。
こちらは1頭の馬に焦点を絞って書かれたシリーズの中の1冊です。他にメジロマックイーンの
巻を持っています。この本ではテイオーの全レース、ライバル、血統などについて、安田隆行調教
師へのインタビュー、そして有名人の方々によるテイオーの思い出などが書かれています。ラストラ
ンの有馬記念についての東海林ちゅんさんの文章がなかなかおもしろいです。
1992年、1頭の馬が常識を覆そうとしていた。その最強馬の名は、ミホノブルボン。そして、そ
の馬を作った調教師、戸山為夫。1日に坂路を4本走らせる、その理由もすべてこの本に書かれ
ています。戸山流調教法とも言われるその精神は戸山調教師亡き後の今も坪憲章、鶴留明雄、
森秀行、小島貞博、小谷内秀夫ら弟子達に受け継がれているのです。
Gallopに連載されていた「厩舎へ帰ろう」(単行本も出てます、おいらはまだ3しか持ってません
が)でご存じの方も多いかと思いますが、ステキな写真と実際に厩舎に行って馬と厩務員さんに会っ
たそのままの気持ちを述べた文章に安西さんの馬に対するありあまる愛がよく現れています。
一巻ごとにテーマが決まっていて、そのテーマにあった馬達の思い出話を著名人のみなさんが
するといった内容です。僕は「V 逃げ馬オールスター」と「X 地方出身馬の根性」、「Y 悲しみ
の名馬たち」を持っていますが、かなり長いシリーズになっているようです。Y巻でのアベコーさん
が書いたヤマトダマシイに対する橋本広Jと藤沢調教師の言葉には思わず涙が出ます。
前述のよしだみほさんのエッセイ。まぁ半分ぐらい漫画なんですが・・・「うまなり・・・」の裏話や
話作りのコツ、他の連載漫画なんかが入っててかなりお得だと思います。よしださんのエッセイは
他に「思いこみ『馬キャラ』分析」「よしだみほウマ世界読本」ともに ザ・マサダと「馬ほどステキな
役者はいない」「すべての馬に乗れ!」 ともにワニブックスを持っています。
これまた漫画です。う〜ん、おれってやっぱ現代っ子だったんだ(^^;こちらは現実に基づいた
フィクションです。馬だけ、人だけに焦点を当てるのではなく馬と人の関係をしっかり描いている点
にとても惹かれます。あの人も、あの馬も出てきますよ♪
競馬コミックといったらこれ、ってくらい有名ですよね。勝手に馬のキャラを決めてしまうのには
賛否両論あるかと思いますが僕は好きです。そのキャラが自分と同じだと「そうそう」って思ったり、
違ってると「そー見る人もいるか」とか思ったりしてます。
みなさん読まれてるようですね。よって説明不要の名作。主人公が仔馬が生まれるのを待ちな
がらヒロインにサラブレッドの3大始祖のお話をするシーンが印象的です。